環境への取り組み

ENVIRONMENTAL INITIATIVES

地球環境へ責任ある企業として、
次世代に持続可能な未来を繋ぐための取り組みをご紹介します。

30 by 30

30 by 30

環境省による30by30の取り組み意思に賛同し、当社も参加させて頂いております。

生物多様性の取り組みについて

岐阜県高山市荘川町野々俣地区内に所有しているの社有林「中央可鍛工業 ひるがの高原の森」が2023年10月に環境省による30by30「令和5年度自然共生サイト(前期)に認定されました。
「中央可鍛工業 ひるがの高原の森」は、こなら・ほうのき・くりなど数多くの樹木が存在する豊かな自然林で、生物多様性や水源の確保をしており、生態系回復に貢献しています。
今後も貴重な自然を保護していくための取り組みを継続して行ってまいります。

当社は岐阜県「G-クレジットの森・応援パートナー登録制度」に登録し普及啓発活動を行っています。

【G-クレジット制度について】

岐阜県独自の森林由来のカーボン・クレジット制度です。岐阜県内の適切に管理された森林による二酸化炭素吸収量をクレジットとして県が認証し、クレジットの取引で得られた資金を活用し、健全で豊かな森林づくりを進めることで、森林の二酸化炭素吸収量を維持・増大させるとともに、社会全体に環境保全活動を広げることで「脱炭素社会ぎふ」の実現を目指しています。

「熊本県SDGs登録制度」で、熊本工場が登録

持続可能な開発目標SDGsとは、2001年に策定されたミレニアム開発目標MDGsの後継として、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
熊本健SDGs登録制度は、熊本県内の企業が自らの活動と、SDGsとの関連性を認識し、SDGsの達 成に向けた具体的な取組みを推進することにより、SDGsの普及を促進することを目的とします。
併せて、新たな価値の創造を促し、その取組みの「見える化」による地球の自律的好循環の形成につなげることで、熊本の特性を生かした持続可能な社会とSDGsを原動力とした地方創生の実現を目指します。
本制度への登録により、中央可鍛工業株式会社ではSDGsの取組みをさらに進めて参ります。

「ぎふSDGs推進パートナー」登録制度で「シルバーパートナー」として岐阜久尻工場が登録

岐阜県庁にて開催されました、ぎふSDGs推進パートナー登録授与式にて、「ぎふSDGs推進パートナー」登録制度における「シルバーパートナー」に登録されました。(2023年11月)
「ぎふSDGs推進パートナー」登録制度は、岐阜県がSDGsの達成に寄与する事業者とその取り組み内容等を見える化し、広く情報発信をすることで、事業者の更なる取り組みを促進するとともに、SDGsに取り組む事業者の裾野を広げることを目的に、2023年7月に創設した制度です。
当社は、より豊かな社会の実現に向け、今後もより一層SDGsの達成に向けた取り組みを行って

日進市みどりのカーテンコンテストに参加

日進市で毎年開催されている「日進みどりのカーテンコンテスト」に参加し、優秀賞を受賞しました。
これまでの失敗を活かし、苗や肥料、ネットの貼り方など見直しを重ね、苗以外は社内で廃棄されたものなどを利用し、なるべくコストを掛けずに実施したり、雨水を溜めて散水したりと工夫をしました。来年もぜひみどりのカーテンをつくり、涼しく快適な事務所にしたいと思います。

カーボンニュートラル

CARBON NEUTRAL

中央可鍛工業は、パリ協定を支持しており、2040年カーボンニュートラルに向けて全力でチャレンジしていきます。

メッセージ

MESSAGE

専務取締役 畠山浩之
専務取締役
畠山浩之

鋳造業界の
トップランナーでありたい

みなさんに製品をお届けするために生産過程において多くのCO2を排出してしまう鋳造業、そんな我々こそ取り組めることがあるはずです。 2040年のカーボンニュートラル達成にむけて様々なアプローチで挑みます。 「多くのCO2を排出するからこそ、どこよりも早く取り組みを開始し、結果を出していきます」

CO2削減シナリオ 目標ライン

CO2 REDUCTION SCENARIO TARGET LINE

CO2削減 2005年度から2020年度までの改善実績の推移

カーボンニュートラルへの道
【日常改善+技術革新+再エネ利用】

THE ROAD TO CARBON NEUTRALITY

CO2削減の考え方
(優先順位)

① 全員参加の省エネムダ改善 省エネ改善ポイント「6つの心得」
② さらなる省エネルギー対策(原理原則に沿った省エネ)
③ 省エネルギー新生産技術開発
④ 再生可能エネルギーの創出・利用(太陽光、風力、水力、地熱、バイオマス等)蓄電、蓄熱等の提案
⑤ 再生可能エネルギーの環境価値の購入
⑥ 吸収・除去(J-クレジットの活用、CO2回収し地中に貯留)→ゴールを2040年に設定

省エネ改善ポイント
「6つの心得」

心得①

ヤメル

なぜ設備がいるのか?

心得②

ナオス

故障で損をしていないか?

心得③

トメル

動いているだけで働いてないぞ!

心得④

サゲル

なぜこれだけ要るのか?

心得⑤

ヒロウ

もったいない。
何とか使えないか?

心得⑥

カエル

もっと安いエネルギーはないか?

私たちの取り組み

OUR EFFORTS

取り組み中のプロジェクト紹介

INTRODUCTION OF CURRENT PROJECTS

キュポラ溶解から電気炉溶解に変更することで、CO2排出量40%削減

アルミ工場の溶解炉燃料を都市ガスに変更したことで、CO2排出量30%削減

CO2排出量削減の為、日進アルミ工場で使用するガス種をLPGから都市ガスへ変更しました。
都市ガスはLPGに比べて燃焼量あたりのCO2排出量を削減することができます。
また炉の燃焼効率を最適化する為、事前にバーナーの空気比見える化をおこないました。
エアー・ガス配管に流量計を設置し、算出した空気比をデジタルメーターで表示しています。
空気比を見える化した結果、多くのバーナーでガス量が余剰であり、不完全燃焼になっていることが分かったので、燃料転換に合わせて空気比の調整もおこないました。

これまでは火炎の見た目やインゴットの溶け具合で調整したいので、燃焼省効率が悪くなっていました。
現在は表示器を見れば空気比が適切であるかが誰でも分かり、流量の調整もしやすくなっています。

空気比見える化盤(SC-8/調整後)

LPGを使用していた22年4月から12月の平均値と比較して、都市ガスを使用した23年1月ではCO2排出量を28.8%と大きく削減することができました。
(21年度CO2排出量950T → 680T(270Tの削減見込み))

今後は見える化した空気比を現場以外からでも確認できるようにし、より維持・管理がしやすく、即アクションがとれるように改善を進めていく予定です。

社内に太陽光パネルを設置

岐阜久尻工場に太陽光パネルが2024年7月に設置され、太陽光発電による電力利用が開始されました。 発電された電力は、岐阜久尻工場内で使用され、工場から排出されるCO2 の約3%程度を削減できることになります。
(一般家庭およそ135世帯分の電力削減に相当します。)


【リアルタイム状態表示画面】

日進工場では、太陽個パネルをカーポート上に設置しており、本館事務所のCO2排出量は約20%減少し、電力の一部を賄っています。

【リアルタイム状態表示画面】

グループ企業である、土岐可鍛工業(株)では、太陽光発電「ひかりの森」を設置しており、およそ110世帯分の発電を賄っております。

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